2014年05月11日

CRLレバースイッチ 3WAYの謎! 続編

前回のクイズ形式やっぱり反応薄でした。
facebookでほぼ正解がでたので、紹介します。
「3点ハーフトーンを輪ゴムで実現してました!判りません。回路が違うのかな?コンデンサーの接続が変わるとか?」
最後の部分がほぼ正解です。
説明しますと、レバースイッチは2回路3接点です。
くだいて言いますと3つの端子がコム(それぞれの端子のセレクトされた所と接続される端子)と繋がる仕組みになっています。
2回路なのでこの仕掛けが二つ付いているスイッチがこのレバースイッチです。
ミュージックマンなどに使われている4回路5接点ってレバースイッチがありますが、ここで紹介しているレバースイッチはあくまで2回路3接点の3WAYスイッチに限った話です。
ストラトキャスターの配線は2回路のコム同士が配線されていて、片側の回路のそれぞれの端子にフロント、センター、リアのピックアップが配線されています。
これでセレクトレバーを倒すとピックアップのセレクトが切り替わる仕組みになっています。
コム同士が配線されている事でもう一つの回路にもピックアップで発生した電気信号が送られますので、
そこからトーンポットに信号が送られトーンが効く仕組みになっています。
ヴィンテージタイプのストラトキャスターにはリアの端子には何も配線されていない為リアピックアップにはトーンは効いていません。
リアピックアップの端子をセンターピックアップの端子に接続するとリアピックアップをセレクトした時もセンターピックアップのトーンポットノブを回すとリアピックアップにもトーンをかける事もできます。
今迄お会いしたミュージシャンの方でセンターピックアップの端子には何も接続しないでその代わりにリアピックアップのポジションに接続してる方も何人かいらっしゃいました。
センターピックアップでトーンコントロールは使わないのでその代わりにリアピックアップで使っているとの事です。

ここからが本題ですが、この2回路のスイッチの端子が全く同じタイミングで切り替われば問題はないのですが、特に古いCRL製の物は切り替わるタイミングに誤差があって例えばフロントとセンターのハーフトーン時にピックアップはフロントとセンターの端子の両方と繋がっている状態の時にトーンはフロントトーンの端子とだけ繋がってる状態があるのです。
そして少しセンター側に寄った時にセンターのトーン端子に触れる事でフロントとセンターの二つのポットと干渉します。
フロントとセンターのトーンコントロールの位置が違っていると音質の差が出るのです。
例えばフロントのトーンが0でセンターのトーンが10の時に片側しか干渉しない状態と両方に干渉している状態では音質はまるで違います。
最近のCRLスイッチはかなり精度が上がっていてなかなかこんな事は起きませんがちょっと端子をいじってわざとこのような状態を作る事も出来ますから試してみたら面白いと思います。
スプリングも少し伸ばしてあげるとハーフトーンで止まるようになりますが、伸ばしすぎると使いにくいのでこの辺はちょっと難しい作業です。

仕掛けが解るとスイッチ単体で回路を見ながらレバーをガチャガチャいじってるだけでも楽しいですよ。まぁ最初のうちはですけど!
DSC01380.jpg

文章で説明するの難しいです。解りにくくてごめんなさい。
posted by kaz at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | パーツ