2010年09月03日

ベースを始めた中学3年生の秋

前回に書いた「初めての楽器と初めてのバンド!」シリーズですが、
元々友人の日記を読んだのがきっかけでした。
今回はその友人の日記をそのまま貼り付けます。
やはり何話かに分けて書いていますので、そのまま何話かにわけてアップいたします。
タイトルもそのまま使わせていただきました。





15才の時にベースを弾き始めたので、もう30年になるのですなー
なんでベースを始めたかというと、これがよくある他のやつらが上手くてのパターンw

中2の時に幼馴染み3人でよくギター弾いて遊んでた。
一番上手かったのがラーメン屋の息子の石ちゃん。石ちゃんは小学校の時からお店の常連さんからエレキギター教えてもらったりしてて中2の時にベンチャーズのパイプラインが弾けた。
もう一人がイナ君。イナ君はフォークギターが得意で3フィンガーが出来たり、歌も上手でオリジナルなんかも作ってたりしてて、ついでに足も速くて運動会のリレーでも最終アンカーでゴボウ抜きで1番になったりとかで、まあ女の子によくもてた。

家が近所だったこともあり、よく3人で学校帰ってきてからラーメン屋の石ちゃんの家でギター弾いて遊んでた。自分も姉のフォークギターじゃ満足出来なくて中2の正月にお年玉貯めてグレコのレスポールとローランドのアンプのセット買った。石ちゃんもグレコのジェフベックモデルの白黒ストラト買ってテケテケ弾いてた。イナ君はヤマハのフォークギターだったかな?お兄ちゃんのお下がりで結構良いの使ってた。

中学3年に上がった頃、石ちゃんの家でビデオを買った。当時としては衝撃的な出来事で、ちょうどその頃流行っていた高中正義のライブを石ちゃんが録画してみんなで観ることになった。すごくかっこよくて高中が世界で一番上手いギタリストだと思った。そしたら石ちゃんがブルーラグーンとレディ・トゥ・フライのテーマをコピーしてしまった。夏休みの頃にはソロパートまでコピーしてしまいとても驚いたことを覚えている。
イナ君はコード弾きが得意だったので、石ちゃんのバッキングしたりとてもかっこ良かった。自分は2人にいろいろと教えてもらうのだが、なかなか思うように弾けなかった。石ちゃんがベースラインをコピーして、自分はエレキギターの低い音でベースの真似事してみたりすることもあった。これはこれで結構楽しかったと思う。

2学期になって3人で文化祭に出ようということになった。イナ君が担任の先生に話したら大丈夫だよとのこと。
演奏する曲は、高中の曲とイナ君が得意にしてた長渕剛の巡恋歌、そしてツイストの「燃えろいい女」の3曲。とても嬉しくていろいろな所で話していたのだと思う。そんなある日、近所に私立中学に通ってる同い年の奴がいて、そいつが自分に「エレキべース買わない?」と持ちかけてきた。
そいつはものすごく大人びてて将来医者になるって話してるような奴だった。ベースは叔父さんが買ってくれたんだけど弾かなくなったからと話していた。条件は5千円でそいつのお母さんに絶対に内緒のこと。お母さんのいない日に渡すからと言われた。
すぐに貯金下ろしてベースを受け取りに行くことになった。夜の9時過ぎくらいに来てくれと言われて、真っ暗な中、こっそりと道端で渡された記憶がある。そいつはそれから1年位してから引っ越していなくなってしまった。
あとで知っことだけれども、そいつの家は複雑な家庭環境で、そのベースもそいつにとってはいらないものだったようである。
ベースは黒のグレコのリッケンバッカーベース。ハードケースに入っててすごく重かった。自転車に乗せて押しながら家までドキドキしながら帰った覚えがある。

そしてベースとの対面と文化祭の話しになりますが、長くなったのでまた今度(^^;
posted by kaz at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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