2014年05月03日

フレット摺り合わせとは

昨日は久々に日本武道館に行ってきました。
カルチャースクールの生徒さんからJohn Mayer Liveのお誘いがあったからです。
10年以上武道館に行ってなかったので、「こんなに、狭かったんだ〜それにこんなに古かったっけ?」なんて思う所は沢山ありました。
Liveの内容も思った以上でとても楽しんできました。
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Liveから帰る車内でこのブログの話もしたのですが、生徒さんから「そもそもフレット摺り合わせがどういう事をするのか、何で必要なのか知らない人も沢山居ると思いますよ」って言われてビックリはしたものの考えてみたら自分もどうやってフレット摺り合わせを知ったんだろうなんて考えたが思い出せなかった。
でも、確かに20代前半の頃はギターって修理する物って感覚はなかったと思う。

そしてフレット擦り合わせだけど、ネックが真っすぐな状態を保つ事が演奏上一番良い状態だって事はなんとなく分かってると思いますが、
実際は製作の時の精度とか木材で出来ている為の狂いが生じて真っすぐでなくなったり、波打ったりと色々状態が変わって行きます。
それを直すのがフレットの擦り合わせだけど、ネック全体を真っすぐにするのではなく、フレットの頂点を真っすぐにすれば、弦を押さえた時のビリつきや音詰まりなどが解決できます。チョーキングの時の音詰まりはもう一つ別の要素も加わるので、セッティングによってはフレット摺り合わせだけでは解決出来ない場合がありますが、、、、、
フレットを削って作業をするので、当然ナットの溝を調整する必要があります。
その後弦高の調整等々楽器全体の調整をする事がフレットの擦り合わせ作業です。

作業の詳しい内容は工房毎にかなり違ったやり方をしているようです。
この辺は企業秘密的な話が多いのですが楽器の弾き易さはこの擦り合わせの精度でかなり変わりますので、また取り上げてみたいと思います。

フレット摺り合わせをしたギターは音の詰まりやビビリがなくなり、フレットと弦の間隔も安定するので、スムーズなプレーがし易くなります。
但し、楽器個体の特性で弦の変振動がおきやすい楽器はネック以外の問題でビリつきが起きる事がありますので、フレット摺り合わせで改善するのはフレットの不揃いが原因の時だけです。

説明が下手で理解されたのが疑問ですが、、、、、


野平工房 フレット摺り合わせ料金は税抜き¥13.000 ローアクションは+¥5.000
posted by kaz at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 修理
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