2014年05月06日

ペグの話

ペグとはヘッドに付いている(一部ボディに付いているモデルもありますが)弦を巻きチューニングするパーツです。

IMG_0114.jpg

ペグには色々なタイプがあります。
弦をロックするタイプや弦をポスト(弦を巻く部分)の上部から差し込んで巻き上げるタイプ、横穴から弦を差し込んで巻き上げるタイプなどなど。
ロックタイプは基本的には弦をヘッド側に引っ張った状態でロックし、ロックしてからチューニングします。巻き数が少ない分ペグのポスト部で弦の遊びが少ない為にチューニングが安定する仕掛けになっています。ロックの仕方はいくつかあり、それぞれ長所と短所があります。

上部から差し込むタイプは弦を上から差し込んでチューニングします。横穴タイプは横から弦を差し込んでチューニングしますが、巻き方は弦が緩まないように様々な巻き方があります。
この辺はメーカーによっても巻き方がまちまちですので、量販店さんに行った時に見比べてみると面白いかもしれません。
ポストの形状にもよりますが基本的には3巻程度が良いとされています。弦は上から下に向かって巻き上げていきます、ここを綺麗に巻き上げていかないとチューニングの不安定の原因にもなります。また、弦がよじれないように注意して巻き上げないと変振動の原因にもなります。
巻き数は3巻程度が良いと書きましたがフェンダータイプのような片連のヘッドのタイプは各弦でナットにかかる角度に差がありますが、1,2弦にだけにしかストリングガイドが付いていないモデルは3弦の角度が浅くなってしまいます。
そういうモデルは3弦や4弦の巻数を増やして角度を稼ぐ事をしたりすると音の張りが出たりします。

弦を張った後必ず弦を引っ張って弦のゆるみを取りましょう。(ポストやブリッジに起きている弦のゆるみを取り除きます。)この作業をしないとチューニングの不安定につながります。


ペグで音が変わると言うと驚く方の居るかと思いますが、ペグを他のタイプに変える事でサウンドが変わってしまい元に戻すお客様も時々見受けられます。
あるミュージシャンと話した時にヴィンテージのペグをストックしていて、楽器を購入した時にペグをヴィンテージに交換すると本人から聞いた事があります。
「同じタイプの現行のモデルとヴィンテージでは重さが違うんですか?」と聞いた所ヴィンテージの方が若干軽いと言っていました。
すべて軽い方が良い訳ではありませんが、ペグの重さや材質でサウンドに差が出るのはとても面白いです。
ヘッドの振動がその楽器に大きな影響を与えてると考えていたので、とても納得の行く話でした。

野平工房 ペグ交換¥3.000〜(税別)
posted by kaz at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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