2014年05月12日

ハンダの謎

毎日作業をしていると沢山の謎に当たります。
今回はハンダについて話てみます。
当工房で配線修理をする時にKESTER 44を使用しています。
作業性が良い事と音も満足する結果が出る事の2つの理由からですが、
年代別にパッケージは違っていますが、成分はどの年代も同じです。
錫60%、鉛40%です。
自分が知っている限りではどの年代に作られた物も成分はこの割合です。
しかし使ってみると音が違って聞こえます。
修理で使う時は楽器の年代に合わせて使い分けていますが、古い物の方がエッジが丸い感じがします。
音を言葉で表現するのは難しいですが、新しいモデルの方がHIFIな感じがします。
今迄何人かと話をしましたが、同じように感じている人は多いようです。
しかし、成分が同じなのでこんな事ってあり得るのでしょうか?
またしても気のせいなのか?
全く同じ条件で比べる事は不可能なので本当に音が違うのかは謎ですが、仮に違うとして何が違うのか?
ある人は成分は同じでもヤニの成分が違うのではないか?とか
錫や鉛の産地が変わってその影響で音が違うのではないか?
経年変化による品質の差が音質の差になっているのではないか?
それから作業した時の温度が音質の差になっているのではないか?
などなど、色々な説を聞いた事はありますが、今だに謎です。
多分永遠の謎なのかもしれません。
ただ、これだけ沢山の説があるので音質が違うと感じている人はそれなりに沢山居るのでしょう!

最近もそんな話をしていた所、スタッフは「ハンダした日の楽器の音と何日か経った時と音が変わってる気がするんですけど!」
えっ!全く気づかなかった!
何日も経ってしまったから気のせいじゃないか?と言ったんだがこれこそ確かめようがない!
電気系は謎が多いです。

DSC01389.jpg
posted by kaz at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/96367029
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック