2014年05月16日

日本の夏の過ごし方。

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今年も暑い夏がやってきます。
どこに遊びに行きますか?って話じゃありません。
楽器をどう保管しますか?って話をしようと思います。殆どの人は夏に保管の仕方を変えたりはしていないと思います。
楽器にとって良い状態は25度程度で湿度が50〜60%くらいでしょうか、人が暮らして行くのに心地よいと感じる温度と湿度が理想的です。
楽器を保管している場所がこの条件を保てる場所であれば冬と夏が同じ状態で保管していても問題ないですが殆どの人はこの環境の場所に保管する事は無理でしょう。
夏は温度も湿度も高くなるので楽器にとって過酷な季節です。
出来るだけ良い環境の場所に保管する必要があります。なるべく風通しの良い場所に保管しましょう。
しかしアパートの一人暮らしの方など昼に風通しの良い場所を作る事が不可能な方も少なくないと思います。
そこで、提案する事はケースから出して保管しましょう。
ケースの中は沢山の保護材が入っている為にその保護材が沢山の水分を含んでしまい、かなり湿度の高い状態になってしまいます。
ケースから出した方が湿度が低い状態にする事ができます。
何年も弾かないギターを治しに来るお客様でケースにしまったままの方は部屋に出したままの楽器に比べて金属パーツの損傷が大幅に大きいです。出したままですと汚れはひどいですが磨く事でかなり綺麗な状態に戻せますが腐食してしまったパーツは元には戻せません。
また、ベースやアコースティックギターのようにテンションが強い楽器は夏の間の保管時にはチューニングを緩めた方がトラブルは少ないと思います。(チューニングしたままでも全くトラブルが起きない楽器もありますが。)
また、電気パーツも湿度が高いと酸化しやすくなるのでトラブルが起き易いです。レスポールモデルなどに付いているトグルスイッチはセンターポジションだと両方の接点に接触していますが、どちらかにセレクトされているとセレクトされていない側の接点が酸化しやすくなるので、弾かない時はセンターにセレクトをしいておくと多少ですが接点の酸化を抑える事が出来ると思います。
ジャズギターリストなどフロントピックアップの演奏が殆どの方でたまたまリアピックアップをセレクトしたらスイッチの酸化が原因でリアピックアップの音が出なくなってしまったという話を良く聞きます。
ペットを飼っていたり色々な理由からケースの外で保管出来ない環境の方も沢山いると思いますがチューニングを緩めるとか帰宅後ケースを開けるなど、冬と違ったケアをする事で長く楽器の状態を維持する事が出来ると思います。

posted by kaz at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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